逝ってしまいました。
7月13日にワクチンを接種し、
1週間後に具合が悪そうなことに気付いて病院へ行くと、
白血球が600しかありませんでした。
(正常値は5000〜19000)
白血球が減少する病気というと
まず、パルボ(汎白血球減少症)が思い浮かびます。
が、10年以上ブリードをしてきてパルボは出ていないこと、
もし、パルボだとして、ワクチンを接種する前に感染したのだとしたら、
1頭の発症ではすまないはずです。
院長先生も、パルボではなかろうとお考えになりました。
でも、そうすると病名の特定が難しくなります。
免疫系の異常だろうとステロイドの注射をし、
骨髄を刺激すべく2回の輸血を試みましたが、
白血球は3500程度までしか増えず、
いったん増えてもまた減少していき、
とうとう力つきてしまいました。
我が家の猫たち、白血球が正常値より多いことはよくあるのですが、
極端な減少、というのははじめてのことでした。
ワクチンの副作用の可能性は低いとは思いますが、
プリンスくんが重篤なワクチンの副作用で
血小板が減少してから間がなかったので、
もしかしたら・・・とも、少し思います。
他の獣医さんのお話では、
あるメーカーのあるロットでワクチンの副作用が
多発した、ということがあるそうです。
ワクチンの材料に牛(の血清とおっしゃってたかな?)を
使うのですが、ロットというのは、牛1頭分で、
その牛を材料にしたロットで副作用が多発した、
ということらしかったです。
プリンスくんとエリザベスのワクチンは
おそらくロットが一緒だっただろうな〜とは思っています。
プリンスくんもエリザベスも富姫の子供ですから、
もしかしたら、この子たちとその牛の相性が悪かったのかも……。
そうだとしたら、もう、どうしようもない運ですね。
ワクチンメーカーも、その牛で作ったワクチンで
副作用がおきやすいということは、予測不可能だと思いますし。
プリンスくんが無事に生還してくれて、本当によかったです。
エリザベスちゃん、耳が大きくてしっぽが長い美人さんで
とても素敵なノルになるだろうと思いました。
体重もきょうだいの中で一番重くて、
しっかりした体つきでした。
特に具合が悪くなったこともないので、
健康優良児だと思っていました。
愛子ちゃんがなくなった数日後に生まれたので
生まれ変わりだと思っていたのですが、
また、私のところからいなくなってしまって、
なんだか、ちょっとさびしいです。
また、うちに生まれ変わってきてくれるかしら?