レントゲンで肺が白くなっていましたが、元気いっぱいだったので、
まずは自宅にて抗生剤投与を始めました。
数日後のレントゲンではよくなっていたのですが、
さらに数日後、呼吸があらくなったため入院。
2週間入院の後、状態が変わらなくなり、点滴なしになったので、
自宅に設置したレンタル酸素室にて闘病した後、息を引き取りました。
入院中も自宅でも、呼吸は苦しそうなのに、ごはんはしっかり食べていて
きっと治ると希望をくれていましたし、
本猫も、本当に頑張ってくれました。
病院の先生方も治療法をいろいろ考えてくださり、
看護士の方々も、アシタカのお世話をとてもよくしてくださいました。
レンタル酸素室は初めての利用です。
病院にいても、もう点滴はしていないし、酸素濃度も40%なので、
自宅のレンタル酸素室にいるのと、状況は変わらないのですが、
苦しそうな様子を見ているのは辛く、入院しているときのほうが安心感はありました。
でも、こまめに様子を見て、なでてあげたりすることができたのはよかったです。
(なでるために酸素室の扉をあけると、酸素が薄くなってしまうので、
あまり長時間なでてあげることができないのですが、
それでも、なでるとゴロゴロ言ってくれて嬉しかったです)
けなげに頑張るアシタカの姿を見ているうち、
とてもいとおしくなり、うちの子にしたいという気持ちが強くなりました。
もともと千尋を残すつもりでいて、サンも手放しがたくなって
どうしよう……と悩んでいたので
「悩むくらいなら、ボクは逝くよ」と思っていっちゃったのかな。
ヘンなところ、気を使わなくていいのにね。
看病させてくれてちゃんと看取らせてくれて、親孝行な子でした。
目と耳が大きくてかわいい性格のよい子でした。
天国にはお兄ちゃんの愛之助くんもいるからね。
愛之助くんと一緒に、また生まれ変わっておいで。